嫌われたらどうしよう。
怒られたらどうしよう。
失敗したらどうしよう。
見放されたらどうしよう。
こんなふうに「どうしよう」と思うときは
どうするのかを考えているわけでも、どうするかの答えを望んでいるわけでもありません。
この「どうしよう」は、どうしようもないときの「どうしよう」なので
「どうしよう」と言いながら堂々巡りしてしまったり、どんどん不安になっていったりするのです。
不安が大きくなればなるほど、「どうしよう」から抜け出せなくなってしまったりしてね。
そんなふうに抜け出せなくなったときは、「どうしよう」の代わりに気持ちの言葉を入れてみてください。
たとえば
嫌われたらすごく悲しい。
怒られたらすくむほど怖い。
失敗したらがっかりして、めちゃめちゃ落ち込む。
見放されたら怖くて、とても辛い。
「どうしよう」の奥には気持ちがありますから、その自分の気持ちに耳を傾けること。
そして、そのまま認めてあげます。できれば、やさしく寄り添うように。
嫌われたらすごく悲しくなっちゃうよね。
怒られたら怖くてすくんじゃうよね。
失敗したら、がっかりしてめちゃめちゃ落ち込んじゃうよね。
見放されたら、怖くてとても辛くなるよね。
ただただ、気持ちを大事にするんです。
ああ、そうだよね。
悲しくなるんだよね。
怖くなるんだよね。
落ち込んじゃうんだよね。
とても辛くなっちゃうよね。
そうすれば、どうしようもなくても自分の気持ちを大事にしてあげることはできて、「どうしよう」の堂々巡りから抜け出すことができます。
自分一人では難しいときは、誰かに手伝ってもらってもいいんですよ。