こんなわたしだと、みんなに嫌われる
とか
みんな、わたしがおかしいと思うはずだ
とか
みんな、わたしをバカにする
とか
耳にすることがあります。
「みんな」って誰ですか?
と、わたしは思ってしまうのです。
こんなふうに口にするときの「みんな」というのは、おそらく、自分以外の人々なのだと思います。
「わたし」以外が全員「みんな」なんですね。
本当は、それぞれが別の「わたし」で、別々の人なのに
「わたし」以外を「みんな」という塊にしてしまっているんです。
「わたし」以外がひとつの塊だったとしたら、とても大きなモンスターになってしまいます。
そりゃあ物凄く怖いですよね。
「みんな」を一旦バラバラにしてみましょう。
ひとりひとり違う人です。
そうすれば
わたしを嫌う人もいるかもしれないし、嫌わない人もいるかもしれない
わたしをおかしいと思う人もいるかもしれないし、思わない人もいるかもしれない
わたしをバカにする人もいるかもしれなしバカにしない人もいるかもしれない
くらいになって
どうというほどのこともなくなります。
それでも気になるなら
ひとりひとりを見てみて、なんとなく自分がホッとする人に注目してみるといいのです。
いずれにせよ、「みんな」モンスターを解体すれば、ひと息つけるのではないかしら。