特になにかされたわけじゃないのに、この人嫌い!って思ってしまう。
悪い人ではないんだけど、なんだか嫌なのよね。
「こんな自分って・・」
と、自分が悪いように感じている人に出会うことがあります。
「相手に明らかに非がないのに嫌ってはいけない」
という思い込みがあるからなんですね。
ここでちょっと考えてみましょう。
相手に非がなければ「嫌い」という感情は起こらないものでしょうか?
納豆が嫌いな人がいますが、納豆に非はないですよね。
虫が大嫌いな人がいますが、虫に非はないですよね。
人に対しても同じです。
こういう行動をする人は嫌い
とか
こんな容姿の人は嫌い
とか
こんな考え方の人は嫌い
とか
こんな声の人は嫌い
とか
こんな匂いの人は嫌い
とか・・
人によって、いろいろあってあたりまえなんです。
「嫌い」の理由というのは、そもそも、自分勝手なものなんです。
だから
「わたし、この人嫌いなんだなぁ」って、眺めるくらいの心持ちでいればいい。
そして
今の「嫌い」に固執しないこと。
ずっと嫌いなままとも限りません。
前は嫌いだった納豆も、今は好きだったり
前は嫌いだった虫も、今はかわいいなと思ったり
なんてこともあります。
嫌いが好きに転じたり、あまり気にならなくなったり
というのも、やっぱり理由は自分勝手だったりするもんです。