奈良県大和郡山市のカウンセリングルーム 人間関係・トラウマ・アダルトチルドレン・発達障害・セクシャリティ・性格・恋愛等 多方面に対応。箱庭療法 心理学講座 セラピスト向けコンサルティングも行っています。
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  1. 心がホッとするコラム
  2. 辻褄が合っていないことに気づくと、心は軽くなります
 

辻褄が合っていないことに気づくと、心は軽くなります

理由と結論が、どうも辻褄が合わないということが

まことしやかに言われている。

そんな場面に時折出会うことがあります。

 

たとえば、こんなふうに。

 

「世の中にはもっと大変な人がいるのだから

そんなことで落ち込んでいてはいけない」

 

「わたしはこんなに我慢しているのだから

あなたももっと我慢しなければいけない」

 

「昔のことで、こんなに時間がたったのだから

いつまでもこだわっていてはいけない」

 

どれも、理由が理由になっていませんね。

 

世の中にどんなに大変な人がいても

自分の辛さが軽くなるわけではありません。

落ち込むときは落ち込むのです。

 

我慢することを選択するかどうかは

そのときの、その人のbetterで決めることで

すべての人が同じくらい我慢する必要はありません。

 

時間が解決することも、もちろんありますけれど

事柄によっては、なかなか手放せずこだわり続けることもあるし

こだわるというのは、個人的なものなので

そのタイムリミットを決める権利は誰にもありません。

 

 

おや?この理由と結論はつながっていないぞ?

この言い分はおかしいぞ?

ということに気づくことで

存外、心が軽くなったりするものです。

 

その言い分、辻褄あってる?

そんなふうに、捉えなおしてみることです。