大切な人が辛いときや困っているとき、なにかしてあげたいのは、自然な気持ちです。
でも、気持ちはあっても、何もできないこともあります。
「こうできれば・・」と思っていても、その力量がなかったり、時間がなかったり
「こうすればいい」とわかっていても、物理的に無理だったり、心理的にきつかったり
そもそも、誰にもどうしようもなかったりすることもある。
なにもできないというのは、辛いね。
なにもしないことは、ときには、なにかをするより辛い。
それでも、大切な人ならば、「なにもしない」を、一所懸命するしかないんだ。
そんな「なにもしない」をしている人に、思いを馳せることも、あるのです。
そして、心の中でつぶやいたりします。
— もし可能なら、時折、ホッと休憩してくださいね。
— 「なにもしない」をするのは、とてもエネルギーが要るのだから。