奈良県大和郡山市のカウンセリングルーム 人間関係・トラウマ・アダルトチルドレン・発達障害・セクシャリティ・性格・恋愛等 多方面に対応。箱庭療法 心理学講座 セラピスト向けコンサルティングも行っています。
 営業時間:9:30~18:30(月~金)、9:30~16:30(土) 
 定休日:日・祝日 
奈良県大和郡山市 JR郡山駅からすぐ
  1. 心がホッとするコラム
  2. 「イヤ」を大切にすること
 

「イヤ」を大切にすること

先日、友人がSNSで「ダメじゃなく嫌は言う」と発言していて、大きく頷いてしまいました。

 

「ダメ」という禁止が多い環境で育つと、「イヤ」が言えなくなります。

 

「イヤ」と言うのは「ダメ」なことと、学んでしまうからです。

 

「イヤ」と言わないだけなら、まだいいのですけれど

「イヤ」を我慢するために

「イヤ」と感じてはいけないものとして、「イヤ」を失くしてしまおうとすると

その「イヤ」は、自分の中でどんどん抑えつけられてしまいます。

 

そして、それでも「イヤ」と感じる自分に「ダメ」出ししたりしてね。

また、他者への「ダメ」出しになる場合もあります。

 

「イヤ」は「イヤ」です。

理由は必要ありません。

誰かを説得しなくてもいいんです。

 

わたしは「イヤ」だ!

それでいい。

 

もちろん、「イヤ」でもする必要のあることはあります。

だからといって「イヤ」と言ってはいけないわけではないのです。

「イヤ」だーーー!と言いながら行動してもいいわけです。

 

たとえば

新聞紙を丸めてゴキブリを叩いた。

それを拾って捨てなきゃならない。

「イヤ」だーーー!と言いながら、ティッシュで拾ってゴミ箱へで、いいわけです。

 

自分の「イヤ」を大切に扱うこと

失くそうとしないで、抑えつけないで、わたしは「イヤ」なんだなぁって、そのまんま大切に扱うこと。

 

そうすると

自分への「ダメ」も他者への「ダメ」も減っていって軽くなっていけると

わたしは思うのです。