「わたしって変ですよね?」
「わたしっておかしいですか?」
カウンセリング現場で、よく聞かれます。
わたしの個人的な意見を言うならば
「変とは思わないです」「おかしいとは思わないです」
と答えるところなのですが
こんなとき、わたし個人の意見というのはあまり役に立ちません。
クライエント自身が、自分のことを変だとか、おかしいとか感じている。
その事実が大切なんですから。
そして
さらに、重要なのは
変な自分、おかしい自分をクライエント自身がどう感じているのか、ということです。
変だからダメ
おかしいからダメ
と、感じているのか。
変な自分、おかしい自分を
「まあ、これもありよね」
と、感じているのか。
変な自分
おかしい自分
そんな自分を
「まあ、これもありよね」
と思えると、少し肩の力が抜けます。
自分が変だとかおかしいとか感じてしんどいときは
「まあ、これもありよね」と、つぶやいてみてください。
いや、ダメだ!と思いますか。
それならば
変な自分はダメ、おかしい自分はダメ
と感じている自分に
「まあ、これもありよね」って、つぶやいてくださいね。