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  1. 心がホッとするコラム
  2. 人の不機嫌はそっとしておくこと
 

人の不機嫌はそっとしておくこと

わたしはよく

「人の不機嫌をなんとかしようとしなくていいんですよ」
「人の不機嫌はそっとしておいていいんですよ」
と言うのですが


「その人が勝手に不機嫌になってるとき、わたしが悪くないときはそうよね」

とか

「自分の言動が原因で相手が不機嫌になったときは違うけどね」

とか

 

相手の不機嫌が、自分の言動に関係があるかないかで

「人の不機嫌をそっとしておいていい」かどうかが違ってくる

と解釈している方、実は少なくないようです。

 

そんなことはないのです。

自分の言動が原因でも、やはり

人の不機嫌はそっとしておいていいのです。

 

 

**こんな場面を想定して、考えてみます**

 

家族に頼まれていたことをうっかり忘れていて

「頼んだのに、なんでやってないの!」と、相手が怒りました。

 

「ごめんなさい」と、あなたは謝ります。

「明日、絶対にやっておくから」とか「次は忘れないよう気をつけるから」とか

そんなことを約束するかもしれません。

うっかり忘れないための工夫を提示することも可能ですね。

 

*** *** ***

 

こういった場合

「わかった。もういいよ。」とは言えても

だからといって、すぐ機嫌がよくなる人は少ないです。

もしかしたら

「わかった。もういいよ。」なんて言えない人もいるかもしれません。

 

なので、不機嫌なままでいたりするわけですけれど

その不機嫌はそっとしておいていいのです。

 

頼んだことを、相手がうっかり忘れていたことに

腹を立てたり、がっかりしたりしても当然ですし

不機嫌でいる権利がありますからね。

 

ですから

本人が不機嫌を十分満喫するまで、そっとしておくのです。

 

そして、やはり

人の不機嫌はそっとしておいて
それに影響されてしまった
自分自身の気分の面倒をみるといいんです。