「親の子に対する思い」について語られることはよくあります。
でも、その逆はあまりないですよね。
でも、実は『子の親に対する思い』ほど純粋なものはないのだと思います。
どんな人となりでもどんな容姿でも自分の親というだけで、まっすぐで純粋な
愛情を傾けられるのです。「わたしを見て」「わたしを認めて」「わたしを抱きしめて」
一見、わがままで自己中心的な愛情にみえます。けれど、こんなに純粋で深いものはない。
子どもたちはその思いが叶わないとき、決して親を責めません。
自分が愛してもらうに値しない人間だからだ・・そう、思うのです。
まだ自分というものが確立されない小さな命にとって、
親からの愛情を感じられないことは自己肯定を困難にします。
成長して、自分自身を評価してくれる人に出会っても
自分で自分を好きになることがどんなにか難しいでしょう。
そんなふうに大人になってしまった人々へ
どうか・・自分で自分を産みなおしてください。
自分の中の未だに泣いている子どもを抱きしめてあげてください。
あなたはこの世に価値ある存在として生まれてきたのです。
そして、今まで生きてきた。
あなたは とても 素晴らしい。。