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  1. 対峙すること、逃げること
 

対峙すること、逃げること

わたしが11歳のときのことです。

家で嫌なことがあり

飛び出したときに
買い物帰りの母にばったり。


「どこ行くの?」
わたしはほっとして、家を出てきたわけを話しました。
母に優しくしてもらえると思ったんです。

ところが
母は厳しい顔をして言いました。
「帰りなさい!
 嫌なことから逃げて、それでどうするの?
 ずっと逃げ続けるつもり?」

そして、母と一緒に帰りました。


− 嫌なことから逃げてはいけない

母が教えてくれたことです。
あの時のわたしには適切な指摘だったと思って
感謝しています。

この教えのおかげで
切り抜けられたピンチもあるからです。


けれども
今のわたしは
「そう言いきれるものでもない」
と思っています。


あまりに辛いとき、しんどいとき、悲しいとき、
逃げてもいいと思います。

逃げることで自分の身を守れるのであれば
それでもいいんだよと。

まずは
自分自身の安全を確保すること。

身体的な安全と精神的な安全の確保。
それができてこそ
ゆっくり考えることができるんです。

人は逃げる選択をしたとき
なんとなく後ろめたさを感じるものです。

わたしはただ逃げてるだけだ。。とか
逃げているうちは自分はだめだな。。とか

けれども、その問題は
自分が引き受けなくていいものである可能性もあります。
そういう場合は
距離をとるという意味で
「逃げる」のは正解です。

それは自分の問題であって
逃げ続けるわけにいかないことならば、どうなの?

そういう問題なら
いつかは、対峙する必要が生じます。

そのときが来たときに、対峙する準備を整えるためにも
「逃げる」を選択することがあっていい。


無理な選択をして

精神的に自分自身を追い詰めるよりは
逃げるというのも、また

勇気ある決断です。


結局逃げてるだけだな

と思いながら
他の選択ができないときには


それが、今できる精一杯です。


対峙することも大切
そして
逃げることも大切


いつだって
そのときの精一杯のbetter

どちらかだけが正解

ということはないんですよね。

対極にあるものも
そのときの自分の正解なんです。