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  1. 依存と共依存B 「共依存」
 

依存と共依存B 「共依存」

「共依存」というのも
極端に言えば 、ある意味
『自分の人生の責任を他者に求めること』といえます。

求め方が「依存」とは違っています。

 あなたが頼ってくれないわたしには、何の価値もない。
 あなたが一人で生きられるなら、わたしは意味のない存在だ。

そういった状態です。
これもまた、極端な場合です。


それに対して

 あなたが困ったときに頼りにしてくれて、嬉しい。
 あなたが一人で辛いときには、わたしがいるから大丈夫。

こういうのは、あたりまえで
共依存とはいいません。

それに
親しくなれば、ある程度の共依存が起こることも
珍しいことではありません。

 あなたが困っているのに、役にたてないなんて情けない。

こんな思いが湧くことは、ありがちなことでしょう。


依存と同様
共依存が悪いというわけではありません。
やはり、双方のバランスの問題です。

また、これも依存の場合と同じですが、
あまりに強すぎると
生き辛さに繋がっていきます。


共依存が強いと
役にたっていない自分は価値がない、生きる意味がないと感じ
相手に頼られなければ、不安でしかたがなくなります。

相手が幸せで問題なく過ごしていると
頼られる要素がないので、不安になります。

相手を愛してはいるけれど
いつもどこか問題を抱えてくれていないと、不安で困ってしまう
という矛盾が生じてしまうのです。

極端な場合
あなたに愛されてしあわせだと言われると
自らそれを壊すような言動をしてしまうこともあります。

こういう状態は、やはり苦しいんじゃないかと思います。



参考までに、共依存のチェックリストを提示しておきます。
あてはまる項目が多いほど、共依存度は高いです。
高いからよくないということではありません。
あくまでも、今の状態を知る手助けにしてください。


≪共依存度チェックリスト≫
全部で30項目あります。あまり考え込まずに行ってください。

 ・約束をしたわけではないが、相手から電話やメールがないと怒りをおぼえる
 ・メールや電話がこないと不安定になる
 ・相手から頼みごとをされると嬉しい
 ・誰かのために行動しているときは安定している
 ・「自分が相手を好きか」よりも「相手が自分を好きか」の方が重要

 ・「相手はいつか自分から去るだろう」という不安感や孤独感に襲われることがある
 ・「好き」「あなたが必要だ」などの言葉に弱い
 ・相手が悩んでいると「わたしがなんとかしなければ」という使命感にかられる
 ・救うべき人(悩んで助けを求める人)を自分から探してアプローチしたことがある
 ・「この人を助けられるのは自分だ」と思うことがある

 ・「ああした方がいい」「こうした方がいい」などアドバイスすることが多い
 ・自分がしたアドバイスを相手が実行しないと、怒りやショックを感じる
 ・救うべき人が周りにいないと虚しさを感じる
 ・相手のケアやお世話をしているときに、充実感を感じる
 ・他人の問題に深入りしてしまうことが多い

 ・言いたいことややりたいことを我慢したり、事を荒立てないようにすることが多い
 ・相手のささいな言動がいちいち気になる
 ・NOといえない
 ・誉められると居心地が悪くなり、否定したくなる
 ・相手がつまらなそうにしていると、自分のせいだと思う

 ・「どうしたら相手が喜ぶか」ということをよく考える
 ・人前で自分を隠し演技することが多い
 ・楽しいことをしていたり、幸せな気分でいると、ふと罪悪感を感じることがある
 ・相手に何か問題があっても「大したことではない」と自分に言い聞かせる
 ・自分がもっと努力すれば事態はきっとよくなると思う

 ・周囲からは別れたほうがいいと言われても、なかなか別れられない
 ・相手をかばって周囲に嘘をつくことがある
 ・どんなに辛くても「愛しているからしょうがない」と思う
 ・根拠はないが「この先物事はきっとうまくいく」と信じている
 ・相手がわたしに辛くあたるのは、わたしに心を開いているからだと思う


次は
自律という観点から、依存・共依存を見ていきます。