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  1. 共依存症A 対等な関係を築くことが難しい
 

共依存症A 対等な関係を築くことが難しい

続きです。
共依存症の主な症状について、まとめます。

以下の症状は、全て現れることもありますし
一部が強く現れることもあります。


1.「自分がいなければ相手は何もできないダメな人間」
  という状態にいてもらって、自分を認めさせようとする

自己肯定感がかなり低く
それを補うために、他者の世話をやくのが
共依存症。

言い換えれば
他者の世話をやき、他者に頼られることで
自分の存在を「他者に」認めさせようとするということ。
自分に頼る相手に依存するわけです。


2.自分の行動が報われないために、不当な怒りを持つ。

自己肯定感の欠如を、他者承認で埋めようとするということは
自己肯定しようとすることではありません。
そもそも、自分を認めるということ自体がわからないので
他者承認が全ての状態です。

こういった姿勢で、他者の問題に取り組むと
相手がそれに従わなかったり、思うような結果が得られないときに
相手や状況のせいだと、恨みや怒りを持ってしまうことがあります。


3.他者との対等な関係が結べない

他者に頼られることで、相手をコントロールしようとするのは
支配―服従という、人間関係に
ある種の安心を感じるということでもあります。

対等な相互交流ができず
支配するか支配されるかの、極端な関係になってしまいます。


4.嗜癖と心身の障害

他者の世話をやくことで、自分を保っているので
他者の期待を裏切ることへの恐れを持っていたり
他者評価に過敏なあまりに不安が大きかったりするというのは
感情の波が大きいが、同時に空虚感を伴う。

それは、身体の不具合を起こすこともあるし
その空虚感を回避する手段として、嗜癖に走ることもあります。


5.親密な関係から逃げる

他者との対等な関係に、不安と恐怖を感じるので
対等で親密な関係が作られそうになると
その状態に耐えられなくなります。

その関係を崩そうと試みるものの
それがかなえられないと、いずれその場から逃げることになります。



では、自分はどうなのか?
というのは、気になることろだと思います。
参考までに、共依存傾向のセルフチェック項目をあげておきます。
 まったくそんなことはない・・0点
 その傾向があるかもしれない・・1点
 まったくそのとおり・・2点

・自分のことを二の次にして、周りの世話をやく。
・自分の周りには、病気や事件など問題を抱えた人が多くて、いつも忙しい。
・身近な人の考えや行動に干渉して、それを正そうとすることが多い。
・身近に問題がないとき、たいくつだったり憂鬱になったりする。
・誰かに頼られない自分は、役立たずだと思う。
・人からの頼みや誘いを、はっきり断ることができない。
・自分の家庭は問題を抱えた人がいるが、どこの家庭にもあるものだと思うし気にならない。
・人に叱られたり怒鳴られたりすると、怖くて自分の意見が言えなくなる。
・他人の問題を自分の問題のように感じることがある。
・社会の動きや、季節の移り変わりなどに無頓着である。
・自分の身体の不調に気づかず頑張り過ぎることがある。
・常に、肩こりや頭痛や息苦しさなどに悩まされている。
・怒りや悲しみを、その場で表現するのが怖い。
・自分の愚痴を聞いてくれる人を、常に求めている。
・一人になると、寂しくてたまらなくなる。
・人の期待にそえなくて申し訳ないと、よく感じる。
・自分の本音を知られるのが怖い。
・時々、自分が不器用で愚かで、生きる価値がないと感じる。
・自分の望みを、はっきりと人に伝えられない。
・自分が何を望んでいるかがよくわからない。

20点以上だと、共依存傾向がかなり強いです。
10点以上も、注意が必要です。

ざっくりとしたチェック項目ですし
想定する相手によっても、現在の自分の体調(心身の状態)によっても
異なる結果が出ると思いますので
あくまでも、目安としてお使いください。


そして、これはいつも言うことなのですが
ご自身が、生き辛さを感じていなければ
問題にはなりません。